週末
週末は名古屋、京都でライブだった。
名古屋は「栄ミナミ音楽祭2015」。繁華街・栄の街中にステージがあり、色々なジャンルの音楽が演奏されていた。
子供の頃の記憶を辿ると、セントラルパーク(栄にある大きな公園。ニュー○ーク風。)で毎週のように何かのイベントがやっていて、いつも音楽が鳴っていたように思う。
でも加藤少年の興味は、そのセントラルパークの隅に並ぶ無数の段ボールハウスの方だった。
本当は音楽より段ボール建築に向いているのかもしれない。
ちなみにある時からセントラルパークのホームレスは一掃された。
愛知万博の時なのかな?
そうだ、私が段ボール建築の権威になった暁には、万博会場のあとに巨大段ボールタウンを作ろう!
さて、今回の名古屋では流行りの台湾まぜそばを食べようと心に決めていたのだが、なぜかカレー煮込みうどんなるものを食べることになった。
民主主義がヒトラーを生み出したように、群集心理は時に思わぬ方向へ物事を運ぶ。
エプロンが入らない人
カレー煮込みうどん
私としては、歴史に学ぶ必要性を再確認した次第である。
京都では「いつまでも世界は…2015」に出演した。
ライブハウス往来自由型のいわゆるサーキットフェスなのだが、京都という町の風情か、人柄なのか、良い意味で他とは一味違った印象だ。
EIGHTというバーで私が尊敬してやまないミュージシャン、あうんさん・すうじぃを見た。
バンジョーで弾き語りをする彼は、私がひらくドア時代に大阪で初めて共演したミュージシャンだ。
確かなルーツミュージックへの造詣と、時に過激なアティチュードはまさにロックンロール。
今年はもう2回も再会できて嬉しい限りである。
以前彼と共演した時、「僕のスティーブクロッパー!」と紹介してくれたことを多分65歳くらいまでは忘れないだろう。
「いつまでも世界は…」は有料のライブハウス以外に無料の野外ステージもあり、それがイベントが町にとけ混んでいる印象を与えている。
なんだかんだ、ライブハウスは閉鎖された空間だから、そういうステージがあるとイベント全体が柔らかい感触になって非常に良いと思った。
呼んで頂ければまた出たいイベントだ。
さて、京都と言えば井乃頭蓄音団定番の大豊ラーメン。先斗町の裏路地にある、夜しか開いていないラーメン屋だ。
スープの色が濃い!
身体に悪いと思いながらもつい飲んでしまうスープは背徳の味。
VOXhallの近くなので、皆さんも是非!
帰りに静岡のSAで徳川家康と記念撮影。
あまりにも雑なパネルで、家康公への敬意を感じられず残念だった…。